お前のかあちゃん、でーべーそーと言うのはクソガキ。
人妻のでべそが見てみたいと思うのは性癖が歪んだ中年。
まさぼんです・・・
もんちゃんの制作記の続きです。
8月20日。
ガウ本体の工作がほぼ終わったのでいよいよジオラマの制作です。
まずはホームセンターのビバホームで買ってきた虫カゴに塗装。600円くらいのやつです。
どこらへんが水面になるかをマスキングテープで決めておいて、そこを目印に海の中を感スプレーのクリアブルーで表現していきます。
缶スプレーはエアブラシより難しいです。筆塗りよりは簡単だけど、もんちゃんの力と手の大きさではうまく微妙に押して吹いたりができません。
噴出し口を押しすぎてぶふぁあああっと出すぎないように、缶スプレーのスイッチというか噴出し口を一度外し、五円玉の穴に噴出し口を通して、全量噴出せないにつっかえ棒のようにします。
こうすることで塗料が一度に出過ぎないようにはできるのですが、それでも均一にはなかなか塗れません。でもいいんです。それが海のゆらぎというか歪みのようになっていい味が出ます。あんまりにも失敗したところはシンナーで拭き取ってやり直しです。
ラッカー塗料なんですぐ乾くのですが、この日は神経を使いすぎてもんちゃんに疲れが見えたのでお外で遊んでおいでーと作業は終了。
8月21日。
続いては地面の制作。
まず木工用ボンドを床面に塗って、その上にダイソーの軽量粘土を盛っていきました。
粘土の色は白と黒を混ぜて自分好みのグレーに。
昨日、一所懸命に缶スプレーで塗ったものの、やっぱりクリアブルーの塗装はそれなりに難しくてムラはよしとしても塗料が垂れてしまっている箇所がありました。
そこで、ポジティブシンキングのめっこ師匠は
「海の中になんもないのもさみしいから、その失敗したところを隠すように岩を置いてみよ」とアドバイス。
さっそく岩を制作です。
この岩はさきほどの軽量粘土に、またもダイソーで売ってる植木用のチップを木工用ボンドではりつけたもの。
この岩を壁面の塗装の失敗をうまく隠すように設置できるよう造形していきます。
造形なんていうほど難しいことではないですw
岩にまずは黒のサーフェイサーをしっかりと吹いて真っ黒にします。
それから一般的なグレーサフをテキトーに吹きます。
あっという間にそれなりの岩が完成♪
最初に塗った黒サフ部分をシャドーのように残して吹くのがポイント。
これまでの作業で水面から下の部分が完成しました。
水面から下には壊れたガウを置いて、ガウの好きなところにダイソーで買ったぬいぐるみの中に入れる白綿を気泡表現として木工用ボンドでつけました。
そうすると、こんなふうに見えます。
ぼやけた感じがなかなかイイでしょ?^^
今度は水面から上の制作です。
まず、塗装のときに貼った水面を示すマスキングテープの部分に、直角三角形のアクリル棒をアクリル用接着剤で貼り付けます。この接着剤はすごく揮発が早いけど垂れやすいのでちょっと気を遣いながらやる必要があります。もんちゃん、ちょっと垂らしちゃったけど、まあたいしたことはない。
直角三角形の棒を貼るのは水面を表現するアクリル板を載せて支えるためです。
アクリル板はあらかじめ寸法を測っておいてホームセンターでカットしてもらうのが一番ラクだしきれいだし、カット料金は案外安いですw
Pカッターで切れないことはないけど子供には大変だからね^^;
と言いつつ、今回はそんな時間的余裕はなかったし、たまたま家にめっこ師匠がラストシューティングで使ったアクリル板のあまりがあったのでそれをもんちゃんがPカッターでカット。時間がかかったけどカットできました。
そのアクリル板にガウをちょっとだけ墜落させます。
水面に翼が引っかかってる瞬間ならちょうどその姿勢で固定できるよ、とめっこ師匠。
めっこ師匠、これまでの作品でもそうですがジオラマで作品の登場物を支える黒子の「支持棒」を使ってません。支持棒を使わずにいかに飛んでるように、浮いてるように見せるのかにこだわってきました。ワイルドリバー荒川さんの影響が濃いです。
アクリル板に翼を刺すポイントを決めてまずはPカッターでカリカリと溝を作ります。
そこに翼を刺して、ゼリー状瞬間で固めます。旧キットのモナカなので簡単にこれだけで立ちます。さらに翼が水面に触れているところは波が高くたっているはずだから、メディウム(木工用ボンドでもまあいいけど、やっぱメディウムが使いやすい)で翼が刺さった部分を多めに盛り付けて機体の支持をフォローします。
水面の波表現は、アルミホイルをくしゃくしゃにしてそこにメディウムをつけてスタンプする感じで作っていきました。
これにてようやくもんちゃんのGBWC2016エントリー作品「ガウ撃沈」が完成^^
タイトルは師匠のめっこさんのアイデアが採用されました。もんちゃん、撃沈の意味がわかっているのかわかっていないか不明でしたが響きがかっこよかったみたいw
黒い煙はまず、白綿を付けてからエナメルのスミ入れ塗料を綿に吹いてます。
余計な技術、余計な知識がないだけに彼の作りたかったものがシンプルに伝わってくるなぁとめっこ師匠も僕も思いました。まるでめっこさんが最初にGBWCにエントリーした「ザクのたたかい」みたいにパッと見ただけで何が起きているかわかりやすい。
めっこさん自身、この作品ほどいろんな人にわかってもらいやすい構成のジオラマはその後作れていないとよく言っているだけに「もんちゃん、すごくいいジオラマになったねー。めいもこういうの作りたいよ」と弟子を褒めていました。
ところで、今回のもんちゃん作品どっかで見たことない?
めっこさんのGBWC2012の「ゴッグの海」です。奇しくもこの制作時はめっこさんも小3。
これをしっかり見てきたからもんちゃんも同じ構成で作りたかったし、めっこ師匠もスムーズにアドバイスできたのだと思います。
ジオラマの作り方はまったく同じでも、内容にもんちゃんの個性があるし、旧キットのガウでエントリーするもんちゃんに男気を感じますw
さてさて、次回は長男まあさんのオラザク制作記に入っていきたいと思いますー。
なんだかこのブログ、コメントするときに登録を求められる仕様のようで大変申し訳ありません。反応がほとんどなくて寂しかったけど、そうだったのかーそりゃコメントする気にはならんわなーと今日判明しました。
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