ジミ・ヘンドリックスが好きだ。
好きというより、音楽の神様として崇めているくらいだ。
彼の発する音に一切の無駄はない。すべてにアイデアが満ち溢れていた。
だから若い頃は聴いてない音源はないんじゃないかってくらいジミのさまざまな音源を集めたりしたものだ。
ジミのブルース・ロックの遺伝子を引き継いだかのようなスティーヴィー・レイ・ヴォーンも好きだ。
彼の命を削るようなギターとブルースは死ぬ気で働いていた20代の僕に寄り添ってくれた。
ハンドルネームの「まさぼん」はもともと、マサ・ヴォーンでございました。
レイ・ヴォーンは僕にブルースの世界を教えてくれた。
B.B.kingやMagic Samはしんどいばかりの人生がカラフルで明るいものだと気づかせてくれた。
ここでちょっとジミの音源に戻る。
遺伝子は新たな才能に引き継がれる。
レイ・ヴォーンのギターにぶっ飛んでギターをはじめたというジョン・メイヤー。
現代の若者がブルースロックを咀嚼するとこうなるのかと嬉しくなった。
そんな彼も喉を痛め、ここんところカントリーに傾倒したような、内省的な楽曲が続いていたように思う。僕にはしっくりこなかった。今は彼に追いつけてようやくしっくりきてるけど。
そんな葛藤みたいな時期を経て最近、配信された楽曲。
素晴らしい。こんなに何度も同じ曲ばかり聴いているのは本当に久しぶり。
僕は本当にジョン・メイヤーが好きなんだろうなと再認識させられた。
ニューアルバムが楽しみでならない。
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