さて、続いてはスター・ウォーズものを作りたくなったので、こちらを。
1980年代に発売された海外キットのMPC製AT-STと、一昨年かな?発売された国産のバンダイ製を作り比べて遊ぼうと思います。
蓋を開けてみるとパーツ量の違いが笑えます。
バンダイはかるく5倍はありそうw
まずはMPCのほうからつくりはじめました。
著作権マークが素敵です。1983年だってw
生意気にも?接着剤不要のスナップキットです。
しかし、しょっぱなから「とりあえずテープで仮止めしろ」とか言ってきます、このスナップキット。
これがヒケですよーってお手本になるような写真も撮れます。
このへこんでいるのがいわゆる「ヒケ」です。どんな最新キットにもありますが、こんな露骨なのはさすがに無いですねww
バリは思ったほどありませんでした。
これが発売された当時はおそらく、タミヤの白セメントしかなかったんだろうなぁ。。。
そう考えるとなかなか作るのが大変そうなキットです。
一応、スナップキットなんですが、はめるのにものすごい力が必要で隙間無くはめようとするとプラが割れたり折れそうになったりしますw
だから結局は接着剤がなきゃ完成しないんですが、白セメントの乾燥時間ってすごく長いですからね・・・。完全乾燥まで1週間はかかります。
だから、合いの悪いこのキットをとりあえず白セメントでむにゅっと溶かしながら接着して、輪ゴムでぐるぐるにして、2~3日したらやする。そんな作り方だったのではないでしょうか。
今はね、便利な道具がたくさんあるので本当に助かります。
流し込み接着剤は乾燥は速いし、速乾性のものまで発売されました。
だから合いの悪いパーツはちょっとむにゅっとして数分でとりあえずのヤスリに入れます。
シアノンみたいな造形しつつの瞬間接着剤もあるから便利。
ちょっとむにゅっとプラを溶かしつつ接着してもまだ隙間があるとき、ひどいヒケの処理にささっと作業できます。
ヤスリだって、紙ヤスリとスポンジヤスリのいいところ取りしたような神ヤスがある。
すごーくすごーく楽です。
ここ5年で制作環境は本当に変わりました。塗料だってクレオスからウェザリングカラーが発売されて画期的に変わりましたし。
そんなこんなで工作終了。
ただ組んだだけですが、ただ組むのがそこそこ大変なキットですし、すでに最新の素晴らしいキットが発売されているので、MPCを改造するなんて野暮じゃないかな、と思うんです。
せっかく作るなら、そのまんま味わうのが一番ではないでしょうか。
・・・って、バンダイ製も素晴らしいので改修なんかしませんけどね^^;
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